ユウトの標本箱

ユウトの自然ブログです。昆虫や植物、自然のことばっかり書いていきます。

タマリンドは意外と寒さに強いらしいから雪国でもきっと育つ

タマリンド栽培をやっていく。

 

また南国の植物に手を出してしまったが、

北国は南国にあこがれちゃうよね、しかたないね。

 

タマリンドなんて知っている人の方がきっと少ない。

ドライフルーツとか美味しいし、ペーストは料理にも使える。

甘酸っぱくて、僕は好き。

 

でっかい木になるマメ科タマリンド

調べてみたら比較的寒さに強いらしい。

だいたい-3℃くらいなら耐えられるとか。

 

ならば、きっと新潟でも育てられるのは確定(?)

 

実際はあんまり寒いと、枯れはしなくても結実をしにくくなるらしいので

実を収穫するとなると厳しそう。

でも、葉っぱはお茶やサラダ、スープにして食べられるらしいし、

葉っぱ利用をまず目指してみよう。

 

というか、種から育てたら実をつけるまで10年以上かかるらしいから、

そんなに待っていられないぞ!

 

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というわけで、種を購入。

7粒で500円でした。

 

種ありのドライタマリンドを食べたときに出る種でも

発芽をしたっていう記録がネット上にあるけれど、

そもそもあんまりタマリンドってお店に売ってない。

 

よしんば売ってたとしても、食べやすいように種を抜いてあるものが多い。

 

東南アジアの物産展とかじゃないとなかなか手に入らないのかもね。

 

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大きさはだいたい一円玉より一回り小さいくらい。

硬くてつるつるした触り心地。

匂いとかは特に無い。

 

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これを水に一晩漬ける。

すると、水に漬けてすぐに、

 

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 なんだか表皮が割れてきている。

水を吸うとこうなるみたい。

 

次の日には、

 

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すごくフワフワになってました。

 

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不思議な触り心地。

 

これらを育苗用の土を入れたポッドに一粒ずつ埋めていく。

 

育苗用の土で育てたかったのだけど、

2粒分しか土が足りなかった。

 

代わりに野菜栽培用の土を使うことに。

使用欄に播種用にも使えるって書かれていたから多分大丈夫。

 

植えたのは1月で、とても寒い時期。

外に置いたら絶対に発芽しないはず。

なら植えるのはもっと暖かくなってからでも……とは思うけど。

待ちきれなかったんや……。

 

今回も近所の方がお持ちの加温温室の片隅をお借りさせてもらうことに。

 

室内は約25℃。寒くなっても20℃以上。

これなら安心。ぬくぬく育つのだぞ。

 

種を購入させてもらったお店曰く、発芽にはお店のある沖縄で

2~8週間かかるそうだ。

 

2~8週間って、ずいぶんと差があるけど、

要は芽を出すまで時間がかかるということ。

 

しっかり発芽してくれるよう、乾かないようにお水をあげてあげよう。

 

さあ、どうなることか、お楽しみだ。